この記事では、「パルキッズプリスクーラー」と「パルキッズキンダー」の【プリント学習】について解説します。
・パルキッズのプリント学習をした方がいい子とそうでない子の判断基準を知りたい。
・プリント学習の取り組みのポイントと継続のコツが知りたい。
「パルキッズプリスクーラー」と「パルキッズキンダー」の取り組みの中でプリント学習は、「余裕があれば取り組む」という位置づけです。
というのも、幼児期の取り組みで最も重要なのは、「かけ流し」と「オンラインレッスン」だからです。
ですが、親としては、「教材にお金がかかってるし、なるべくプリントもやらせたい」というのが本音ではないでしょうか。
我が家の息子がパルキッズプリスクーラーを始めたのは、2歳0ヶ月の時で筆圧が弱かったのでプリント学習がほぼできませんでした。(アルファベットプリントのみ取り組み)
3歳からプリント学習を本格的に始めようかと思っています。
プリント学習に取り組む前にポイントとコツを押さえておこう!
・プリント開始は、筆圧が十分ある3歳頃。
・プリント学習をするかどうかは、書くのが好きかどうか。
・書くのが苦手な子はやらなくてOK
・パルキッズプリスクーラー・パルキッズキンダーの取り組みが終わってから、より内容を定着させるためにプリントをやってもいい。
【パルキッズ】プリント学習する?しない?取り組みのポイントと継続のコツ

まずは、プリント学習をする目的から確認しよう。
プリント学習の目的
プリント学習の目的は、かけ流しの内容をより定着させるため。
もし、プリント学習ができなくても、「オンラインレッスンでかけ流しの内容を定着させている」ので、プリント学習は必須の取り組みではありません。
プリントをいつ頃からすればいいのか?

プリントを始める判断基準は、以下の2つです。
①筆圧があるか?ないか?(目安は3歳頃)
②書くのが好きか?好きじゃないか?
うちの子は、書くのが今のところ好きではありません。
これから好きになってくれるかなぁ。
暗唱が得意な子はプリント学習が苦手で、暗唱が苦手な子はプリント学習が好きという傾向があるらしいよ。
うちの子は、暗唱をするタイプだから、プリント学習は苦手かもな…。
子供によって向き不向きがあるから気にしなくてOK!
パルキッズプリスクーラーとパルキッズキンダーのプリント学習内容
「パルキッズプリスクーラー」と「パルキッズキンダー」には、それぞれ2種類のプリントが付属しています。
①レッスンプリント
②文字書きプリント
①レッスンプリント
単語クイズ、会話文の内容確認クイズなどで、かけ流しの内容の定着するための学習。
(1)絵と文字のマッチングさせて線で結ぶ。
(2)パルキッズプリスクーラーは絵本の書き出し。パルキッズキンダーは暗唱文章の内容を書き出し。
(3)日常会話文がカッコ抜きになっていて、カッコに中に入る文章や単語を選択肢から選ぶ。
絵と文字をマッチングさせて線で結ぶ問題は、↓こんなかんじ。

全体的に3歳になりたての子だと難しそう(+_+)
最初は難しいから、ママがフォローしながら進めていくよ!
②文字書きプリント
パルキッズプリスクーラーとパルキッズキンダーに出てくる単語をひたすら書き出すことで、音とスペルを繋げていく学習。
幼児でも取り組めるように、迷路をなぞるように、白抜き文字にすることで、中が真っ黒になるまで何度でも練習できるのがメリット。(下の写真参照)

うちの息子は、2歳0ヶ月の時に白抜き文字をやらせてみましたが、うまくできないので、私が子供の手を取って、書いてました。
A4の用紙だと文字が大きいので「何度も書ける」けど、逆にいうと「何度も書かないと白抜きが埋まらない」。書くのが好きで沢山書ける子なら良いと思いますが、うちの子のようにあまり書くのが得意ではない子の場合、A4に2枚分印刷することで文字が少し小さくなります。(下の写真参照)

子供の様子に合わせてプリントの大きさを調整するのがおすすめ。A4に2枚分印刷すると用紙代とインク代の節約にもなります。
パルキッズプリスクーラーの1年目のステップ2からは、「dog」「cat」などの英単語に入ります。
プリント学習継続のコツ

プリント学習のコツは3つ。コツを知っておけば、取り組みがスムーズに進められます。
①一人で取り組ませない
②時間をかけない
③試さない
参考:小豆澤宏次『パルキッズのプリント学習』(株式会社 児童英語研究所、2018年)
①一人で取り組ませない
幼児の子供は、ママが子供の手を取って一緒に書いてあげる。
単語のマッチングや、穴埋め問題は、最初からひとりで解くことは難しいので、ママがゲーム感覚で答えながら進める。
②時間をかけない
幼児の取り組みは時間をかけずにテンポよく行うことが必要。時間をかけると子供は飽きてくるので、分からなければ答えを教えてあげて、取り組み時間はプリント1枚につき3分以内にする。
③試さない
プリント学習はテストではなく、インプットした内容を定着させる機会のひとつ。間違いを通して子供はインプットした内容を定着させていくので、どんどん間違えてOK!

プリント学習のメリットとデメリット

メリット
①かけ流しでインプットした内容をプリント学習でより定着できる。
②プリント学習をするか、しないか選べる。(必須の取り組みではないと言われると気持ち的に親が楽)
③ダウンロード教材なので、何度でも印刷できる。
④プリスクーラーやキンダーが終了してから、復習を兼ねて取り組んでも良い。
デメリット
①印刷が面倒。
②プリントが大量になるので、整理整頓が苦手なママは管理が大変。
③子供が取り組んでくれない可能性がある。
まとめ

・プリント開始は、筆圧が十分ある3歳頃。
・プリント学習をするかどうかは、書くのが好きかどうか。
・書くのが苦手な子はやらなくてOK
・パルキッズプリスクーラー・パルキッズキンダーの取り組みが終わってから、より内容を定着させるためにプリントをやってもいい。
パルキッズのプリント学習は、あくまでも「プラスαの取り組み」です。
子ども相手なので、スムーズに進めるのは難しいですが、書くのが好きなお子さんはぜひ取り組んでみてくださいね^^
プリント学習よりも重要な取り組みの「かけ流し」と「オンラインレッスン」のコツは以下の記事で解説しています。

