・子供の自己肯定感を高める子育てを知りたい
・失敗に負けない「強い心」を子供に身につけさせてあげたい
こんにちは!
息子を「自己肯定感の高い、国産バイリンガルに育てたい」若葉ママです。
「自己肯定感とは、自分は愛されている・認められているという自分を肯定する力」です。
この自己肯定感が低いとどうなるかというと…
・自分に自信が持てない
・失敗が怖くて、チャレンジができない
・人間関係を築くのが苦手
自己肯定感は、「子供が育った環境にとても影響を受けるもの」です。
子供の生活環境に大きく影響を与えるのは、「ママ」ですよね!
自己肯定感の土台は、「親から愛されているっていう自信」なんだって!
今回、ご紹介する本は、船津徹さんの『失敗に負けない「強い心」が身につく世界標準の自己肯定感の育て方』です。
私たちの子供が将来、賢く、たくましく、社会を生き抜けるように「子供の自己肯定感を高める子育て」を一緒に勉強していきましょう!
0歳から12歳の【自己肯定感を高める子育て】おすすめの本は、この一冊!
『失敗に負けない「強い心」が身につく世界標準の自己肯定感の育て方』 の著者
・著者 船津 徹さん
・明治大学卒業後、金融会社勤務を経て、幼児教育の権威である七田眞さんに師事し、英語教材制作に関わる。
・その後、独立し、ホノルルにTLC for Kidsを設立。英語力、コミュニケーション力、論理思考力など、世界で活躍できる人材を育てるための独自の教育プログラムを開発。
・日・米・中で、延べ5000名以上のバイリンガルを育成する。
船津 徹さんは、パルキッズ開発者の船津 洋さんの弟さんです。
兄弟で幼児英語教材をそれぞれ開発されていらっしゃるんですね!
幼児英語教材「パルキッズ」開発者、船津洋さんの書籍は、下の記事で紹介しています↓
章立て
第1章 今、子育てに自己肯定感が求められている理由
第2章 世界と日本 自己肯定感に違いをあるのか
第3章 0歳~2歳「基本的信頼感」を育てよう
第4章 1歳~3歳「自律性」を育てよう
第5章 3歳~6歳「積極性」を育てよう
第6章 6歳~12歳「勤勉性」を育てよう
第7章 子育ての混同 あなたは間違っていませんか?
第8章 子供の自己肯定感は環境で変わる!
本書は、章が「子どもの年齢ごとに分かれている」ので、年齢別に読み返したいときも楽ですね。
自己肯定感の高い子の3つの特徴
自己肯定感の高い子は、以下の3つのことを身につけているという特徴があるそうです。
①基本的信頼
②自律性
③積極性
「この3つの力を育てるには、どうすれば良いのか?」具体的な方法を例を踏まえて本書では学べます。
この本で学んだこと
①親子の皮膚接触の大切さ
子育てにおいて、皮膚接触の大切さはよく聞きますが、「子供の自己肯定感を高めるため」にとても重要だそうです。
・母乳をあげる
・抱きしめる
・おんぶ
・抱っこ
・頭をなでる
・背中をさする
・マッサージ等
ママやパパとの心地いい肌の触れ合いが子供の自己肯定感を育ててくれるんですね。
親が子供に注意を向けていることで、オキシトシンの分泌が促進されるので、スマホを見ながらの授乳だと効果が半減してしまう。
※オキシトシンとは、「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」と呼ばれる神経伝達物質
母乳育児を経験して思うことは、
母乳育児は、幸せを感じることもありますが、24時間体制で育児をしているママにとって地味に辛い時間になることもあります。
何でも完璧を目指すと辛くなってしまうので、「6~7割出来れば良し!」とするのがおすすめです。
皮膚接触は、乳児期だけでなく、幼児や児童にも効果的。
子供が精神的に不安定な時は、「皮膚接触」を実践してみましょう。
②子供に対しての声掛けのコツ
日本では、謙遜文化が根強くあり、褒められても謙遜してしまう人が多いです。
親が自分を謙遜するのは構いませんが、子供を謙遜するのはNGと本書では言っています。なぜなら、子供の自己肯定感を下げてしまう恐れがあるからです。
例えば…
【NG】
いやいや、そんなことないよ~。まだ出来ないことも多いし。
【OK】
ありがとう!私に似なくて良かったよ(笑)
子供に対しての肯定的な意見は受け入れて、自分(ママ)を下げるのはOKだそうです。
せっかく褒めてもらったのに、ママが認めてくれないと悲しいよ。
そうだよね。ごめんね(+o+)
親自身も謙遜しすぎると、逆に周りに気を遣わせることもあるので、謙遜はほどほどにしましょう!
子供に対する肯定的な言葉は、否定せず受け取る。
でも、嫌味にならないように気を付けよう。相手のお子さんを褒めるのも良い。
③ユダヤ流の引き出す子育て心得
ユダヤ人が様々な分野でリーダーを輩出し続けている理由は、ユダヤ教の教えに基づく家庭教育にあるそうです。
1)個性を大切にすること
2)自分の得意分野で優越するように努めること
3)全人格を向上させること
4)想像力を養うこと
5)生涯を通じて学ぶこと
引用: 失敗に負けない「強い心」が身につく世界標準の自己肯定感の育て方
日本でも「個性を大切にしよう」とか、「想像力が大切」という言葉は聞きますが、「全人格を向上させよう」とか、「生涯を通じて学ぼう」という姿勢の人は少数派なのでは?と感じます。
ユダヤ人の教育法をさっそく我が家でも取り入れたいと思います!
④個性を潰さず積極性を伸ばす方法
日本では、「出る杭は打たれる」ということわざがあるように、出過ぎたことをすると妬まれたり、恨まれたりするので、「なるべく目立たないようにしよう」という考え方があります。
学校教育は、集団行動を求められるので、人と違う行動をしているととても目立ちますよね。
私は、子供の個性を大切してあげたいと思ったので、「日本の幼稚園や学校では周囲に合わせすぎてしまって、子供の個性が潰されてしまうのではないか?」と心配でした。
しかし、この本にその解決策が書いてありました!!
個性を潰さずに、集団行動を行い、積極性を伸ばすには、「成功体験を増やすこと」だそうです。
子供を尊重することで、自己肯定感が育つ
↓
でも、集団生活のルールは守らなければいけない(順番を待つ、時間を守るなど)
↓
成功体験を増やすことで、集団生活の中でも自分をコントロールできるようになる。
⑤子供を本好きに育てる
子供を本好きにすることで、文字への抵抗感を減らすことができ、学校教育での苦労が減るそうです。
また、絵本の読み聞かせをすることによって、イメージ化の訓練ができ、読解力に発展していくとのこと。
子供が自分で絵本を読めるようになったら、読み聞かせをしなくても良いのかと思いましたが、子供は読むだけでエネルギーを使ってしまうので内容に集中できなくなってしまうようです。
子供が自分で本を読めるようになっても読み聞かせは、した方がいいんですね!
【まとめ】先行き不透明な時代を生き抜くために子どもの自己肯定感を育てておくことは必須
本書は、子供の成長と共にどう自己肯定感を育てていけばいいのかが詳細に書いてあります。
・子供に合う習い事の見つけ方
・習い事を特技に変える3ステップ
・勉強で劣等感を持たせない方法
・タイムマネジメントの管理法
・子供のしつけの注意点
・男の子と女の子の育て方の違い
・子供の知性を伸ばすコツなどなど…
子育てをする上で参考になることが盛り沢山なので、一度読んで終わりではなく、3ヶ月に一回は読み返したい内容でした。
もしも、ママ自身が自己肯定感が低いのであれば、知らず知らずのうちに子どもの自己肯定感を下げるような言動をしてしまっている可能性もあります。
私たちの子供たちがこの先行き不透明な時代をたくましく生きていけるように、家庭でできることはしてあげたいですね^^
本書は、一家に一冊置いておきたい子育てママ必読の本です。