パルキッズを取り組む上で、もっとも重要な取り組みが英語音声のかけ流し(英語のインプット)です。パルキッズでは、かけ流しの取り組みが上手くできれば、パルキッズの取り組みは飛躍的に伸びると言われています。
この記事では、かけ流しを取り組む際のコツをまとめました。これからパルキッズを検討しているママや、現在パルキッズに取り組んでいるママの参考になれば嬉しいです。
結論からお伝えすると、かけ流しのコツは以下の3つです。
①意識して聴かせない
②かけ流しの内容を覚える必要なし
③かけ流しは、オンラインレッスンやプリント学習よりも優先して行う
かけ流しのコツさえ掴めば、子供も親も楽に取り組みができますよ^^
【パルキッズのかけ流しのコツ】取り組みに失敗する前に確認しておこう!
幼児教材パルキッズと言ったら、かけ流しがメインの教材です。
かけ流しの取り組み方を間違うと、子供がかけ流しを嫌がる可能性があります。かけ流しの取り組みを正しく理解して、パルキッズに取り組みましょう。
かけ流しの目的とは?
まずは、かけ流しの目的を確認しましょう。
英語のリズムを身につけること!
だから、内容を覚える必要も、一生懸命聴く必要もなし!
なんで英語のリズムを身につける必要があるの?
詳しくは、パルキッズ塾Vol.69に書いてあったよ!
英語のリズムが身につく
↓
英語を単語単位で切り取れるようになる
↓
切り出した音を頭の中に蓄積(仮語彙化)
↓
オンラインレッスンやアイキャンリード(絵本)で語彙化
↓
読書でより高いレベルの英語に大量に触れる
↓
生活言語レベルから学習言語レベルへとレベルアップしていく
参考: パルキッズ塾Vol.69
小豆澤宏次『パルキッズのかけ流しで身につく英語力』
(株式会社 児童英語研究所、2019年)
なるほど!英語を習得するには、まず、英語のリズムが大事なんだね!
うん!言語によって、リズムや強弱が違うんだって!
かけ流しのコツは?
かけ流しのコツは以下の3つです。
①意識して聴かせない
②かけ流しの内容を覚える必要なし
③かけ流しは、オンラインレッスンやプリント学習よりも優先して行う
意識して聴かせなくてよくて、内容を覚える必要もないってめちゃくちゃ楽じゃないですか!?
無理に聴かせようとしてた時は、息子が聴いていなそうだとストレスでしたが、今は無理に聴かせようとしていないので、取り組みが凄く楽になりました^^
かけ流しをする時間を決めておくと良いです◎
我が家の失敗
かけ流しの取り組みを行う中で、失敗したなと思うことがあります。
それは、以下です。
①かけ流しを聴かせようと思って、音量を高めにした。
②かけ流しの歌を歌わせようとした。
③かけ流しをする時間を決めておかなかった。
④オンラインレッスンとかけ流しを合わせようとした。
かけ流しは、英語のリズムを身につけるためなので、無理に聴かせるのはNG。
プリスクーラーのガイドbookには、こう書いてあります。
かけ流しの内容を「覚えさせよう」と思うことによって失敗する例が過去にはたくさんあります。
引用:パルキッズプリスクーラー ガイドブック
取り組みをする前に読んだはずなのに、初めの頃は間違えた取り組み方をしてしまいました^^;
せっかくかけ流ししてるんだから、聴いてほしいなぁという気持ちが前面に出てしまって…。反省です。
よくある疑問Q&A
かけ流しは連続して90分じゃなくてOK!(例:朝60分、夕方30分)
テレビをかけているところでのかけ流しはNGです。
静かにしていれば聞き取れて、会話をしていても耳障りにならない程度のボリュームで行いましょう。
音量を下げてかけ流すか、違う時間に再チャレンジする
旅行や冠婚葬祭など、かけ流しを出来ないときはお休みしても大丈夫だそうです。
かけ流しとオンラインレッスンの内容は連動しているので、合わせた方が良いのかなと私は思っていましたが、合わせなくてOKだそうです。かけ流しは、オンラインレッスンより先行して行いましょう。
パルキッズの睡眠学習の効果は実証されていないのでNG。
かけ流しだけではネイティブのような英語力は身につかないが、ネイティブのような英語力を身につけるためにはかけ流し(家庭内での日常会話)が必要不可欠。生活言語を身につけた後は、読書でより高いレベルの英語に大量に触れていくことで学習言語のレベルが上がるそうです。参考:小豆澤宏次『パルキッズのかけ流しで身につく英語力』(株式会社 児童英語研究所、2019年)
言語習得において、定期的に新しい情報に差し替えることが大切なので、一つのステップに一ヶ月以上かけないようにすること。
大丈夫です。かけ流しは、BGMとして流れていればOK。
ご兄弟でかけ流しに取り組む場合
ご兄弟でパルキッズのかけ流しに取り組む場合は、下記の記事をご一読ください。取り組み内容が詳しく書いてあります。
『パルキッズプリスクーラー』『パルキッズキンダー』は家庭内言語環境であり、家庭内言語環境は原則ひと家族に1つです。
引用・転載元:
小豆澤宏次『パルキッズを兄弟で取り組むには』(株式会社 児童英語研究所、2020年)
兄弟の取り組みは上の子優先が鉄則です。というのもかけ流しが有効な残り時間が上の子の方が少ないからです。
引用・転載元:
小豆澤宏次『兄弟で効率的に取り組むには』(株式会社 児童英語研究所、2014年)
かけ流しのコツを知って、正しく取り組もう!
かけ流しは、英語習得をするための基礎となる大事なインプットです。オンラインレッスンやプリント学習よりも優先順位が高い取り組みなので、優先して行うようにしましょう。
最初は「毎日90分もかけ流しするのかぁ」と思っていましたが、この毎日の小さな取り組みが子供の英語習得の役に立つならやらない手はないです。だって、かけ流しするだけですから(笑)
パルキッズのかけ流しで失敗しないために、コツをしっかり掴んで、バイリンガル育児に取り組んでいきましょう♪^^