英語絵本の多読が良いって聞くけど、どうやって進めていけばいいのかな?
子どもの英語教育には、「英語絵本の多読が良い」とよく聞きますが、どうやって進めていけばいいのか悩みますよね。
この記事では、子どもの英語多読の進め方を超簡単に解説します。
- 正しい発音を覚える
- サイトワーズを学ぶ
- レベルに合った絵本を多読する
※我が家では、おうちでバイリンガルを育てるパルキッズに取り組んでいるので、パルキッズ教材をご紹介します。皆さんが英語教材を選ぶ参考になれば幸いです。
【子どもの英語】絵本多読の進め方とは?「理解」よりも「読めること」が大事
英語絵本の多読をする理由は、「英語を英語のまま理解する力を育てるため」です。
英語の本を読む時、学習者は目で英語を読み取り、口で英語を音声化し、耳で音声化された英語を聞き、想像力を働かせて内容を理解する、という一連の作業を瞬時に行います。
このプロセスを繰り返し訓練することで、英語を英語のまま理解する力が徐々に養われていきます。
引用・転載元:
船津徹「日本人の英語学習は「多読」が効果的」(株式会社 児童英語研究所、2021年)
そして、子どもの英語多読で重要なことは、「本の内容を理解することよりも、流暢に英語を読めること」と言われています。
英語を流暢に読む練習をする
(内容は理解していなくてOK)
↓
英語を流暢に読めるようになる
↓
英語の内容を理解するための余裕が出来る
↓
内容を理解しながら英語を読めるようになる
英語を読み始めの子どもに「読むこと」と「理解すること」の二つを要求すると、必ず読書スピードが遅くなります。
内容の理解は横に置いておき、流暢に読むことだけに専念させましょう。
引用・転載元:船津徹「日本人の英語学習は「多読」が効果的」(株式会社 児童英語研究所、2021年)
英語を「理解しながら読まなければいけない」と思っていましたが、始めは「内容を理解しなくてもいい」と思うと親としても気が楽です。
子どもの英語絵本多読の進め方
①正しい発音を覚える
英語を読んで、内容を理解するためには、まず先に、「正しい英語の発音を覚えること」が必要です。
英語の正しい発音を覚えるためには、フォニックスでアルファベットと音の関係を学ぶことです。
フォニックスを学べば、どの子も自力で未知の単語が読めるようになります。フォニックスは文字と音を一致させる学習なのでゲーム感覚で取り組むことができます。
引用・転載元:
船津徹「日本人の英語学習は「多読」が効果的」(株式会社 児童英語研究所、2021年)
我が家では、YouTubeや英語玩具、パルキッズのフォニックスドリルでフォニックスを学んでいます。それと、普段から英語かけ流し(パルキッズプリスクーラー)で英語の音を聴かせるようにしています。
②サイトワーズを学ぶ
サイトワーズは、英語の頻出単語です。
あらゆる活字化された英語の「50%は頻出上位100単語」のサイトワーズで、そして、「70%は頻出上位300単語」のサイトワーズで構成されているからです。理屈の上では、サイトワーズを300語覚えれば、どんな本でも7割読めるのです。
引用・転載元:
船津徹「日本人の英語学習は「多読」が効果的」(株式会社 児童英語研究所、2021年)
アメリカの子どもたちは、幼稚園から小学3年生にかけて、サイトワーズを300~500語覚えるそうです。
サイトワーズは意味を覚えさせることよりも、一目で読め、正しく書けることが大切です。
引用・転載元:
船津徹『サイトワーズについて』(株式会社 児童英語研究所、2014年)
我が家では、パルキッズキンダーのサイトワーズドリルで学習する予定です。
③レベルに合った英語絵本を多読
英語の絵本は、沢山ありますが、私のおすすめはパルキッズのアイキャンリードです。
パルキッズのアイキャンリードなら、
・2年間で96冊の絵本に取り組める
・絵本のかけ流しが出来る
・絵本内容のクイズがある(オンラインレッスン)
・絵本内容の書き出しプリントがある
・取り組む絵本をその都度選ぶ必要がなく、親が楽
・親が英語絵本を読み聞かせしなくて大丈夫
・絵本の内容を理解していなくても暗唱できるようになる
パルキッズのアイキャンリードは、初心者レベルの超簡単な絵本から徐々にステップアップしていくことができます。
また、取り組みの中で多読に必要な「正しい発音を覚える」や「サイトワーズ」を自然と学ぶことも可能です。
英語絵本の多読は、大変そうに感じますが、大切なのは親が環境を作ること。
パルキッズのアイキャンリードなら、英語が苦手な親でも無理なく取り組めて、子どもはあっという間に絵本を暗唱するようになり、暗唱から英語を読むことに繋がっていきます。
まとめ
子どもの英語多読で重要なことは、「理解する」ことよりも先に「流暢に読めること」です。
そして、子どもの英語多読の進め方は、
- 正しい発音を覚える
- サイトワーズを学ぶ
- レベルに合った絵本を多読
なんだか大変そうに感じますが、私たちが日本語を覚えたようにきちんと段階を踏んでいけば、誰でも習得は可能です。
特に「幼児期は言語習得の黄金期」と言われており、耳が良いので、英語の正しい発音を覚えるには最適。
お子さまの「英語を読む力を育てること」については、英語子育て大百科(ポットキャスト)の第28回「読解力の前に読力を育てよう」もおすすめです。
英語子育て大百科は、音声配信ですべて無料でお聞きになれます。おうち英語の悩みを相談することも可能ですよ^^